アオヤギ チハル  aoyagi chiharu
青栁 千春

  • 所属   東京家政大学  人文学部 心理カウンセリング学科
  • 職種   教授
論文種別 原著
言語種別 英語
査読の有無 査読あり
表題 Changes in awareness and knowledge as a result of training on initial response to anaphylaxis in children with food allergies in nursery schools: An assessment of differences according to facility and employee characteristics
掲載誌名 正式名:日本小児アレルギー学会誌
ISSNコード:09142649
掲載区分国内
出版社 一般社団法人日本小児アレルギー学会
巻・号・頁 34(2),pp.231-242
著者・共著者 阿久澤智恵子, 青栁千春, 町田大輔, 金泉志保美
発行年月 2020/03
概要 本研究の目的は、食物アレルギー児のアナフィラキシー初期対応研修を受講した保育所の施設の特殊性と職員の属性の違いによる研修前と研修後・研修6 か月後とのアナフィラキシー対応への意識・知識の差を明らかにすることである。研修前の『アナフィラキシー対応に対する意識』『エピペンⓇに関する知識』の属性による差を分析した。次に、属性ごとの研修効果の差をMann-Whitney U test にて分析した。結果、看護職がいる保育所の職員は、「エピペンⓇ持参の子どもの受け入れに対する負担感」が有意に少なく、エピペンⓇ持参児がいる保育所の職員、研修受講経験のある職員は知識が有意に高かったことから、全国の保育所に看護職の配置を推進していくこと、看護職がアナフィラキシー対応のキーパーソンとなれるような支援、定期的・継続的な研修受講ができるシステム作りが必要である。また、保育所職員が臨床的判断力を身につけられるような教材の作成が今後の課題であることが示唆された。
DOI 10.3388/jspaci.34.231
NAID 130007856200