フクイ イタル  fukui itaru
福井 至

  • 所属   東京家政大学  人文学部 心理カウンセリング学科
  •     東京家政大学大学院  人間生活学総合研究科 人間生活学専攻
  •     東京家政大学大学院  人間生活学総合研究科 臨床心理学専攻
  • 職種   教授
言語種別 日本語
発表タイトル パニック障害患者に対するオンサイト認知行動療法の治療効果検証
会議名 日本行動療法学会第34回大会(発表論文集, p.350-351)
学会区分 全国規模の学会
発表者・共同発表者小山繭子, 長谷川誠, 小松智賀, 福井至, 熊野宏昭
発表年月日 2008/11/03
開催地
(都市, 国名)
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概要 広場恐怖を伴う患者に対してエクスポージャー課題の実施の不安度をグラフ化してフィードバックし、さらに課題実施を促進する自己教示を組み入れたPDAプログラムを開発した。PDAを用いることでfack complianceを回避し、またランダムな間隔でデータを収集できることから、より日常生活に即した評価が可能となった。本研究はこのPDAプログラムを少数事例研究法におけるABAB’法にのっとって検討を行った。使用機器はWindows Mobile5.0を搭載したDell社製のAximX51であり、実施期間は約14週間であった。結果は14週間という短期間の間に2事例ともに中程度の効果が得られた。しかしながら、B期におけるグラフ化フィードバックの影響が大きすぎたために、ABAB’法による効果検証が行えなかった。そのため、今後プログラムを改編し、ラフ化フィードバックの治療効果を検討する研究を行う。