イシカワ マサノリ  ishikawa masanori
石川 昌紀

  • 所属   東京家政大学短期大学部  短期大学部 保育科
  •     東京家政大学  家政学部 児童学科
  • 職種   准教授
言語種別 日本語
発表タイトル インクルーシブな保育実践におけるICF-CYの活用⑥-「共生する社会」の実現に対する意識との比較-
会議名 第69回日本保育学会全国大 会(東京学芸大学)発表論文集
学会区分 全国規模の学会
発表形式 ポスター掲示
発表者・共同発表者石川昌紀, 茂井万里絵
発表年月日 2016/05
開催地
(都市, 国名)
東京
概要 内閣府が2007(平成19)・2012(平成24)年に実施した「障害者に関する世論調査」および2009(平成21)年に実施された「障害を理由とする差別等に関する意識調査」にもとづき、改正障害者基本法の目的に規定された「共生する社会」に関しての保育学生の意識を検証することによって、インクルーシブな社会(社会的包摂:social inclusion)の実現に向けたインクルーシブな保育実践における示唆を得ることが目的である。結果から考察するに、理想的な社会に関しては、抽象的で曖昧な回答から学年が進むにつれ第一人称的のミクロな考え方から社会全体を見据えたマクロの思考へ、すなわち意識が個人レベルから社会レベルへと視野が広がる特徴があることがわかる。それがまさにインクルーシブな保育実践と共生する社会の形成との共通点であって、保育、教育、および福祉を学ぶなかで具体的かつマクロな価値観を身につけていくということになると言えることが示唆された。