ヤナギタ マキコ  yanagita makiko
栁田 真季子

  • 所属   東京家政大学  健康科学部 看護学科
  • 職種   講師
論文種別 原著
言語種別 日本語
査読の有無 査読なし
表題 120mLグリセリン浣腸液の至適加温方法
掲載誌名 正式名:医療保健学研究
ISSNコード:21852227
掲載区分国内
出版社 つくば国際大学医療保健学部
巻・号・頁 (4),9-14頁
著者・共著者 大津真季子, 細矢智子
発行年月 2013/03
概要 120mLグリセリン浣腸(GE)液を袋のまま加温する際の至適方法(安定した液温と安全性を担保した加温方法)について実験的に検討した。方法は、容量の異なる2つのピッチャー(1Lと3L)内を50℃の湯で満たし、その中にGE液袋を入れ、袋内GE液の中心温度を30秒毎に10分間測定し、ピッチャー間で比較した。結果、中心温度の推奨温度(40℃)に達するまでの時間は、1Lのピッチャーに入れた場合6分、3Lは5分30秒であり、3Lのほうが早かった。しかし、3Lはその後の温度上昇が1Lよりも高くなり、適温(40〜41℃)保持時間は1Lよりも短かった。これらの結果から、安定した液温と安全性を担保した加温方法は、ピッチャー内の湯温50℃とした場合「湯量1Lにて6分間加温」であると考えられた。
DOI https://doi.org/10.20843/00000580
文献番号 2014044875