ゴトウ ヒロシ goto hiroshi
後藤 寛司
- 所属 東京家政大学 健康科学部 リハビリテーション学科
- 職種 教授
論文種別 | 原著 |
言語種別 | 日本語 |
査読の有無 | 査読あり |
表題 | 高負荷レジスタンストレーニングを中心とした運動プログラムに対する虚弱高齢者の身体機能改善効果とそれに影響する身体・体力諸要素の検討 |
掲載誌名 | 正式名:理学療法学 ISSNコード:02893770 |
掲載区分 | 国内 |
出版社 | 日本理学療法士協会 |
巻・号・頁 | 30(7),377-385頁 |
著者・共著者 | 新井武志, 大渕修一, 柴喜崇, 島田裕之, 後藤寛司, 大福幸子, 二見俊郎 |
発行年月 | 2003/12 |
概要 | 虚弱な高齢者向けの実践的なプログラムとして開発された包括的高齢者運動トレーニングを用いて介入を行い,虚弱高齢者でも下肢筋力やバランス・歩行能力等の体力諸要素の改善が生じるのか,その改善量は個人の身体・体力諸要素とどのように関係しているのかについて検討した.対象は69名で,高負荷レジスタンストレーニングとバランストレーニングを組合わせた介入を3ヵ月行った.トレーニング後,ウエイトトレーニングマシンを用いた1回最大挙上重量,最大歩行速度,片足立ち時間等の体力諸要素は有意に改善した.性別や体格は改善量に影響しなかった.しかし,より年齢が若く,初期体力レベルが高い者の方が改善量が大きくなる項目があった.股関節外転筋力や開眼・閉眼片足立ちは,多くの項目と有意な相関関係がみられ,動作の難易度や身体機能レベルが改善効果に影響することが示唆された |
文献番号 | 2004118703 |