ゴトウ ヒロシ  goto hiroshi
後藤 寛司

  • 所属   東京家政大学  健康科学部 リハビリテーション学科
  • 職種   教授
論文種別 原著
言語種別 日本語
査読の有無 査読あり
表題 日本人健康若年男子の安静時心電図におけるRR間隔とQT間隔の関係 相関係数を用いたBazettとFridericiaの補正法の比較
掲載誌名 正式名:臨床薬理
ISSNコード:03881601
掲載区分国内
出版社 日本臨床薬理学会
巻・号・頁 38(4),219-224頁
著者・共著者 後藤寛司, 白鷹増男, 桜井久仁子, 保田国伸
発行年月 2007/07
概要 日本人健康若年男子に限定して、安静時心電図におけるQT間隔(QT)とRR間隔(RR)の関係を調べた。そしてRRと(QTmean|RR)の関係を表すのに、BazettとFridericiaのどちらの近似式が優れているか、RRと独立な指標を得るのにBazettとFridericiaのどちらの変換が優れているか検討した。健康若年男子574例のスクリーニング時の安静時12誘導心電図記録について年齢、P波の形状、心拍数、RR、QTを調べた。RRの最小値は627ms、最大値は1577msで、およそ750msから1350msの範囲内では、正規分布Nでよい近似が得られた。QTは、RRが増加するにつれて、単調に増加する傾向がみられ、そのRRを与えたときのQTの条件付分布の平均はFridericiaの補正式でよい近似が得られた。QTからRRの影響を除くためのBazettの補正とFridericiaの補正では、後者の補正のほうが優れていた。
DOI https://doi.org/10.3999/jscpt.38.219
文献番号 2008033518