ゴトウ ヒロシ goto hiroshi
後藤 寛司
- 所属 東京家政大学 健康科学部 リハビリテーション学科
- 職種 教授
論文種別 | 原著 |
言語種別 | 日本語 |
査読の有無 | 査読あり |
表題 | ポイントクラスター法を用いた膝関節運動の精度検定 |
掲載誌名 | 正式名:日本福祉大学健康科学論集 ISSNコード:18839967 |
掲載区分 | 国内 |
出版社 | 日本福祉大学健康科学部 |
巻・号・頁 | 18,19-26頁 |
著者・共著者 | 鈴木康雄, 彦坂潤, 後藤寛司, 金井章 |
発行年月 | 2015/03 |
概要 | 大腿と下腿に見立てた直径100mmの円筒状の厚紙2つと3軸が自由に扱えるギヤ付き雲台を用いて作製した疑似下肢装置の大腿部に9点、下腿部に6点、赤外線反射マーカー(標点)を貼付し、3次元動作解析装置VICON MXを使用して膝関節運動時の標点位置を計測し、多点皮膚マーカー計測法(PCT)の計測精度検定を行った。さらにレーザー光照射装置を雲台直上の大腿部に固定し膝関節角度を計測した。レーザー光による回転角度の計測とPCTによる角度の計算を比較したところ、ほとんどその差は無く1度以下であった。1mmあたりの標点の変動が関節角度に与える影響は最大0.18度、関節位置に与える影響は最大0.7mmであり、PCTを使った通常の関節運動の計測では標点の変動は関節角度よりも関節位置への影響が大きかった。標点数を2倍に増やすことで標点変動に対する計測精度は1.6倍になった。標点位置変動を修正するための2種類の計算手法を試みたが、結果に違いは認めなかった。 |
文献番号 | 2016015611 |