ゴトウ ヒロシ goto hiroshi
後藤 寛司
- 所属 東京家政大学 健康科学部 リハビリテーション学科
- 職種 教授
論文種別 | 原著 |
言語種別 | 日本語 |
査読の有無 | 査読あり |
表題 | 従来式TKAと低侵襲TKAにおける術後早期成績の比較 |
掲載誌名 | 正式名:愛知県理学療法学会誌 ISSNコード:18831346 |
掲載区分 | 国内 |
出版社 | 愛知県理学療法学会 |
巻・号・頁 | 28(1),16-21頁 |
著者・共著者 | 笠野甲斐, 内藤敏博, 原貴大, 小出健太, 生田旭洋, 古井崇博, 後藤寛司, 古橋亮典, 及川道雄 |
発行年月 | 2016/06 |
概要 | 人工膝関節置換術(TKA)において、内側広筋を切離する従来式TKAより、内側広筋への侵襲を最小限にし、膝関節機能の早期回復が期待できる低侵襲TKAが注目されている。しかし、これら術式間において、術前、術後早期から退院時まで経時的に膝関節機能を比較検討した報告は少ない。そこで本研究では、従来式TKAを用いた12膝(M群)、低侵襲TKAを用いた17膝(U群)を対象に、各術式における経時的変化を比較検討した。評価項目は、膝関節可動域・膝伸展筋力・knee injury and osteoarthritis outcome score・日本整形外科学会変形性膝関節症治療成績判定基準・T字杖歩行獲得日とした。結果、膝伸展筋力変化率において両群間で交互作用を認め、術前と比較しM群のみ術後3日〜1週で有意に減少した。今回、長期的に各術式間の違いは認めないが、術後早期において、低侵襲TKAでは、従来式TKAと比較して筋力低下が少ないため、今後はその利点を活かした積極的な理学療法を検討していく必要がある。(著者抄録) |
文献番号 | 2016322082 |