ヒラタ コウゾウ hirata kozo
平田 浩三
- 所属 東京家政大学 健康科学部 看護学科
- 職種 教授
論文種別 | 総説 |
言語種別 | 日本語 |
査読の有無 | 査読なし |
招待の有無 | 招待あり |
表題 | 【高血圧診療UP TO DATE】 各種降圧薬の現況 β遮断薬/α遮断薬 |
掲載誌名 | 正式名:綜合臨床 ISSNコード:03711900 |
掲載区分 | 国内 |
出版社 | 永井書店 |
巻・号・頁 | 56(9),2675-2681頁 |
著者・共著者 | 平田浩三, 百村伸一 |
担当区分 | 筆頭著者,責任著者 |
発行年月 | 2007 |
概要 | 本態性高血圧の発症と維持に交感神経の亢進が深くかかわっていることは以前より知られており、近年においてもメタボリックシンドロームにおけるレプチンを介した交感神経の亢進と血圧上昇の関係が指摘されるなど、交感神経亢進と高血圧の関係に関する研究成果は次々と蓄積されている(図1)。このようななか、交感神経α受容体遮断薬、β受容体遮断薬(α遮断薬、β遮断薬と略)はその開発の早期から本態性高血圧の病態生理に基づく降圧薬として広く使用されてきた。しかしながら昨今では、使用可能な降圧薬の数も増え、さらにALLHAT studyやLIFE studyをはじめ多くの大規模研究で、その第一選択薬としての使用に重大な懸念が指摘されるなど、両薬剤は臨床家にとって使用の難しい、むしろ「敬遠しがちな降圧薬」となった感がある。われわれは両薬剤をどのようにとらえ、診療に生かせばよいのであろうか。近年の大規模試験の結果を含め、α遮断薬、β遮断薬の最新の知見をもとに概説する。(著者抄録) |
文献番号 | 2008034142 |