ヒラタ コウゾウ hirata kozo
平田 浩三
- 所属 東京家政大学 健康科学部 看護学科
- 職種 教授
論文種別 | 総説 |
言語種別 | 日本語 |
査読の有無 | 査読なし |
招待の有無 | 招待あり |
表題 | 【高血圧診療 新ガイドラインでどう変わる】 各種降圧薬の現況 β遮断薬/α遮断薬. |
掲載誌名 | 正式名:綜合臨床 ISSNコード:03711900 |
掲載区分 | 国内 |
出版社 | 永井書店 |
巻・号・頁 | 59(1),67-74頁 |
著者・共著者 | 平田浩三, 百村伸一 |
担当区分 | 筆頭著者,責任著者 |
発行年月 | 2010 |
概要 | 本態性高血圧の発症と維持には、交感神経の亢進が深く関与している。交感神経受容体拮抗薬であるβ遮断薬/α遮断薬を降圧薬として使用することは、亢進した交感神経を抑制するという意味で合理的であり、両薬剤はこれまで本態性高血圧患者に広く処方されてきた。しかしながら、近年、ALLHAT研究をはじめとした大規模臨床試験や大規模臨床試験のメタアナラリシスは、本態性高血圧患者に対するβ遮断薬/α遮断薬の使用に重大な懸念を指摘している。大規模臨床試験の結果を受け各国の高血圧ガイドラインが、両薬剤の降圧薬としての位置づけを大きく変更するなか、わが国においても今回、高血圧治療ガイドラインJSH2009でα遮断剤がはじめて降圧の第一次選択薬から外されることとなった。当稿では、変化しつつあるβ遮断薬/α遮断薬の降圧剤としての使用法を、大規模臨床試験と各国のガイドラインおよびJSH2009に基づいて概説する。(著者抄録) |
文献番号 | 2010079923 |