シミズ ジュンイチ shimizu jyunichi
清水 順市
- 所属 東京家政大学 健康科学部 リハビリテーション学科
- 東京家政大学大学院 人間生活学総合研究科 人間生活学専攻
- 東京家政大学大学院 人間生活学総合研究科 健康栄養学専攻
- 職種 教授
論文種別 | 原著 |
言語種別 | 日本語 |
査読の有無 | 査読なし |
表題 | 足部への荷重刺激が一脳性麻痺児の立位バランスに及ぼす影響 |
掲載誌名 | 正式名:理学療法学 ISSNコード:02893770/2189602X |
掲載区分 | 国内 |
出版社 | 日本理学療法士協会 |
巻・号・頁 | 33(8),442-444頁 |
著者・共著者 | 米津亮, 佐伯昌彦, 清水順市 |
発行年月 | 2006/12 |
概要 | 2歳7ヵ月女児。痙直型両麻痺の脳性麻痺で在胎週数26週、出生時体重826g、水頭症を合併しシャント術を行っている。両側の腸腰筋、内転筋、ハムストリングス、下腿三頭筋、後頸骨筋に軽度の痙性が見られた。立位機能は下肢抗重力筋の活動が不十分で、下肢だけで身体を支持できず膝折れ現象でバランスを大きく崩し不安定な状態であった。理学療法は下肢の支持性を高めることで立位の安定性、膝折れ防止を目的とした。2歳7ヵ月から10ヵ月間理学療法場面をビデオ撮影で膝関節の屈曲・伸展角度を記録し解析を行った。この解析を基に下肢装具を使用した理学療法を行い、介入方法にかかわらず屈曲速度は増加した。また、装具を使用せずハンドリングによる身体接触を極力少なくし、足底への体重負荷を集中させたアプローチでは、屈曲速度が減少・伸展速度は増加傾向を示し、支持脚の支持時間・ステップ距離も同時期から増加傾向となり伝い歩きが可能となった。 |
文献番号 | 2007110171 |
NAID | 110006153543 |