シミズ ジュンイチ shimizu jyunichi
清水 順市
- 所属 東京家政大学 健康科学部 リハビリテーション学科
- 東京家政大学大学院 人間生活学総合研究科 人間生活学専攻
- 東京家政大学大学院 人間生活学総合研究科 健康栄養学専攻
- 職種 教授
論文種別 | 原著 |
言語種別 | 日本語 |
査読の有無 | 査読あり |
表題 | 若年晴眼者と視覚障害者の示指先端における二点振動識別法による振動覚閾値の比較 |
掲載誌名 | 正式名:日本作業療法研究学会雑誌 ISSNコード:18820948 |
掲載区分 | 国内 |
出版社 | 日本作業療法研究学会 |
巻・号・頁 | 12(1),1-5頁 |
著者・共著者 | 吉岡学, 清水順市 |
発行年月 | 2009/03 |
概要 | 本研究は、指先の使用を日ごろから多く行っているパソコンクラブに在籍する高校生及び盲学校生、一般高校生を対象として利き手側の指先での触覚能力を検証した。過去の触覚に関する研究では、振動子の断面積が0.08cm2以上、200Hz付近の周波数で最小閾値を示すことを見出した報告がある。しかし、触覚受容器は他の受容器とは異なり刺激を直接感知するのではないことや受容器の分布密度などから1点振動では日常生活で使用する触覚能力の評価を行ったとはいえない。そこで、本研究では、「手指運動を長い期間行っているヒトの指先は触覚が敏感になっている」という仮説を立て、静的二点識別法、動的二点識別法および1点振動刺激から2点振動刺激に変えた2点振動子識別法を用いた実験を行った。その結果、パソコンクラブに在籍する高校生及び盲学校生は、一般高校生より触覚が鋭いという結果がでた。これにより指先使用頻度が触覚判別能力を高める可能性があることを明らかにした。(著者抄録) |
文献番号 | 2009261223 |