シミズ ジュンイチ  shimizu jyunichi
清水 順市

  • 所属   東京家政大学  健康科学部 リハビリテーション学科
  •     東京家政大学大学院  人間生活学総合研究科 人間生活学専攻
  •     東京家政大学大学院  人間生活学総合研究科 健康栄養学専攻
  • 職種   教授
論文種別 原著
言語種別 日本語
査読の有無 査読あり
表題 筆記具の把持角度と非利き手の書字動作特性の関係
掲載誌名 正式名:日本作業療法研究学会雑誌
ISSNコード:18820948
掲載区分国内
出版社 日本作業療法研究学会
巻・号・頁 13(2),21-27頁
著者・共著者 千葉馨, 石田裕二, 樋口正勝, 清水順市, 阿部康次
発行年月 2010/12
概要 作業療法場面で利き手交換を目的に行われる非利き手での書字動作は様々な要因が関与し、獲得するまでの期間が長い。今回我々は、合理的な練習方法を探ることを目的に、筆記具把持角度の影響について検証した。実験1で利き手動作時と非利き手動作時を比較した結果、利き手に比べて非利き手の筆記具把持角度は、左右方向において有意に小さかった(p<0.01)。実験2では、筆記具を立てるように教示した群と非教示群に分け、中抜き文字を使用して練習をさせた。規定の時間内に書いた文字数、エラー数、筆記具把持角度の変化、および書きやすさを2群間で比較した。教示群は非教示群に比してエラー数が有意に少なかった(p<0.05)。練習後の筆記角度は2群とも増加し、教示群では筆記具把持角度と書きやすさに相関がみられた(r=0.705 p<0.05)。書字練習では筆記具を立てるという教示が有効であることが示唆された。(著者抄録)
文献番号 2011158175
NAID 40018755524