シミズ ジュンイチ shimizu jyunichi
清水 順市
- 所属 東京家政大学 健康科学部 リハビリテーション学科
- 東京家政大学大学院 人間生活学総合研究科 人間生活学専攻
- 東京家政大学大学院 人間生活学総合研究科 健康栄養学専攻
- 職種 教授
論文種別 | 原著 |
言語種別 | 日本語 |
査読の有無 | 査読あり |
表題 | ペグボード課題における障害物の配置に応じた上肢の運動調整 |
掲載誌名 | 正式名:日本作業療法研究学会雑誌 ISSNコード:18820948 |
掲載区分 | 国内 |
出版社 | 日本作業療法研究学会 |
巻・号・頁 | 15(2),19-25頁 |
著者・共著者 | 中嶋理帆, 柴田克之, 犬丸敏康, 西村誠次, 清水順市 |
発行年月 | 2013/03 |
概要 | ペグボードは巧緻性の評価訓練として臨床で用いられる頻度が高いが、上肢のどのような能力が要求される課題かは明らかになっていない。本研究の目的は、ペグボード課題における、挿入先のボード穴周囲のペグ(障害物)配置の変化に伴う上肢の運動調整方法を明らかにすることである。対象は健常成人12名(21.3±3.5歳)とした。課題条件は、障害物なし、障害物側方、障害物前方とした。測定値は、超音波式三次元動作解析装置を用いた上肢の動きの測定から算出した18項目とし、課題条件間と利き手・非利き手間で比較した。運搬相の所要時間は、障害物前方が障害物なし・障害物側方より長かった。手の速度は課題条件間の差を認めなかった。また、水平・垂直振幅最大値の課題条件間の差を障害物前方と他2条件の間に認めた。本研究より、手の軌道と速さを障害物の配置に適応させて調整していることが分かった。また、障害物の配置条件の難度が所要時間に影響を及ぼす可能性が示された。(著者抄録) |
文献番号 | 2013224316 |
NAID | 40019718696 |