イガラシ ユリ  igarashi yuri
五十嵐 友里

  • 所属   東京家政大学  人文学部 心理カウンセリング学科
  •     東京家政大学大学院  人間生活学総合研究科 臨床心理学専攻
  • 職種   准教授
論文種別 原著
言語種別 日本語
査読の有無 査読あり
表題 Post-Event Processingが社会的場面における解釈に及ぼす影響
掲載誌名 正式名:行動療法研究
ISSNコード:09106529
掲載区分国内
出版社 日本認知・行動療法学会
巻・号・頁 34(2),149-161頁
著者・共著者 五十嵐 友里, 嶋田 洋徳
発行年月 2008/05
概要 社会不安におけるpost event processing(PEP)と解釈の関連を検討するため、大学生の社会不安傾向低群と高群(各12名)にスピーチ課題を実施し、検討を行った。被験者はスピーチの後と実験3日後に、聞き手の意図的に操作された行動に対する解釈について回答した。実験3日後にはPEP質問紙(PEPQ)への回答が求められた。群、測定時期を独立変数に、ネガティブな解釈の生起率を従属変数として、抑うつ傾向得点を統制した共分散分析の結果、社会不安高群におけるネガティブな解釈の生起率は時間とともに増加した。PEPQについても、群を独立変数としたt検定の結果、社会不安高群において得点が低群よりも有意に高かった。以上より、PEPが3日後の解釈に影響を与えていたことが明らかとなった。
文献番号 2008271186
NAID 110009699061