サワオ カイ sawao kai
沢尾 絵
- 所属 東京家政大学 家政学部 服飾美術学科
- 東京家政大学大学院 人間生活学総合研究科 造形学専攻
- 東京家政大学大学院 人間生活学総合研究科 人間生活学専攻
- 職種 准教授
論文種別 | 原著 |
言語種別 | 日本語 |
査読の有無 | 査読なし |
表題 | 小袖文様考 ―邸内遊楽図屏風 (サントリー美術館 蔵)を中心に― |
掲載誌名 | 正式名:日本女子大学紀要(家政学部) ISSNコード:0288304X |
掲載区分 | 国内 |
巻・号・頁 | (47),95-105頁 |
著者・共著者 | 沢尾 絵 |
発行年月 | 2000/03 |
概要 | 本研究は、修士論文をもとに、さらにその時代を寛永期(1624~1644)頃に限定し、サントリー美術館所蔵『邸内遊楽図』を中心に当該期の小袖文様の特色をまとめたものである。主な結論は以下の通りである。①一定の大きさの主題を小袖全体に均等に配置することが多い。②主題となる一部の文様の動的な変化は、次の寛文小袖への過渡的な役割を担った。③慶長期までの特徴とされる意匠や技法も存在した。以上より、最も寛永期的な特色は、<主題のみを変形させることなく素直に描写し、これを均等に配置する>形と言える。 |