サワオ カイ sawao kai
沢尾 絵
- 所属 東京家政大学 家政学部 服飾美術学科
- 東京家政大学大学院 人間生活学総合研究科 造形学専攻
- 東京家政大学大学院 人間生活学総合研究科 人間生活学専攻
- 職種 准教授
論文種別 | 原著 |
言語種別 | 日本語 |
査読の有無 | 査読あり |
表題 | 小袖における桜の意匠 |
掲載誌名 | 正式名:櫻の科学 |
掲載区分 | 国内 |
出版社 | 財団法人 日本さくらの会 |
巻・号・頁 | (8),6-15頁 |
著者・共著者 | 沢尾 絵 |
発行年月 | 2001/11 |
概要 | 日本人にとって身近な桜を題材とした文様が、生活の中に意匠の対象としてどのように取り込まれていったのか、桃山時代から江戸時代の小袖染織に注目し、研究した。
近世全般を見ていくために、近世初期風俗画・小袖雛形本・現存資料を資料として、描かれている桜の意匠表現全てを抽出して分類した。その結果、桜の描き方は桜花・折枝・立木・枝垂れ桜の4タイプに分けられ、時期による文様の流行が見られた。ただし、枝垂れ桜の文様は、表現方法を変えながら常に存在していたことも明らかとなった。 |