イセキ トシオ  
伊関 敏男

  • 所属   東京家政大学  健康科学部 看護学科
  • 職種   教授
論文種別 その他
言語種別 日本語
査読の有無 査読あり
表題 思春期以降のBody Imageに関する検討―年齢における女性のBodyImageの変化―
掲載誌名 正式名:岩手県立大学看護学部紀要
掲載区分国内
巻・号・頁 6,49-58頁
著者・共著者 伊関敏男
発行年月 2004/03
概要 Anorexia Nervosa患者のBodyImageの看護指導に際して有効な示唆を得るために、思春期以降の女性のBody Imageが年齢を重ねるにつれてどのように変化してゆくものかということを506名の病院職員を対象に年代別に実態調査を行った。その結果、①理想BMIが正常域よりやや低値であった。②20代30代では、ライフイベントにより現実BMIが影響を受ける。③年齢が増し自分自身の体重が徐々に変化を始めていることを肯定的に評価しつつも、その現状をそのまま素直に評価できず、年齢が増して変化をともなったことを多少否定的に捉えている。④各年代を通してBody Imageに対して否定的な感情を抱いている傾向が強い。⑤女性的意味合いの強い部分は年代を重ねても、年代に関係なく常に意識化されている可能性が強い。⑥加齢とともに外観への固執は軽減されていく傾向がある。以上のことが検証された。