イセキ トシオ
伊関 敏男
- 所属 東京家政大学 健康科学部 看護学科
- 職種 教授
論文種別 | その他 |
言語種別 | 日本語 |
査読の有無 | 査読あり |
表題 | 40歳代長期統合失調症患者の退院への取り組み |
掲載誌名 | 正式名:第6回北日本看護学会学術集会プログラム抄録集 |
掲載区分 | 国内 |
巻・号・頁 | 89頁 |
著者・共著者 | 伊関敏男, 宇津宮マチ子 |
発行年月 | 2004/08 |
概要 | 母親が高EE(High Expressed Emotion)の長期入院の統合失調症患者の退院を推し進める取り組みにおいて、母親と看護師との関わりのあり方を看護展開以下のように考察した。今回の退院への取り組みに際して,常に患者を悩ませていた妄想(想い)の原形が,母子家庭での安定した共依存関係の象徴としての旧宅であったと思われた。そのために,母親に高EEの治療を行うことで患者が間接的に安定し,無事転院という形の社会復帰の一つのステップに踏み出せたと思われる。つまり,患者の保護者が高EEの場合には家族療法も患者の治療同様に行う必要があると言える。 |