イセキ トシオ
伊関 敏男
- 所属 東京家政大学 健康科学部 看護学科
- 職種 教授
論文種別 | その他 |
言語種別 | 日本語 |
査読の有無 | 査読あり |
表題 | 精神科看護師の喫煙行動- 看護師の喫煙状況・喫煙開始時期について |
掲載誌名 | 正式名:第38回日本看護学会 抄録集、精神看護 |
掲載区分 | 国内 |
巻・号・頁 | 72頁 |
著者・共著者 | 内川なつみ, 伊関敏男, 飯塚文香, 樋口日出子, 菊池謙一郎 |
発行年月 | 2007/07 |
概要 | 1.精神科看護師の喫煙状況:喫煙経験率は、男性で55%、女性で27%であり、厚生労働省の調査²⁾よりも高い結果であった。女性看護師では、一般女性と比較すると2倍以上もの喫煙率となっていた。また、女性看護師だけでなく、男性看護師の喫煙率も一般に比べて高いことが明らかとなった。そのため、今後は、精神科看護のどのような要因が喫煙に関与しているのかを検討する必要性が示唆された。
2.現在喫煙者している看護師の喫煙開始時期:喫煙開始時期については、現在喫煙者群、前喫煙者群共に学生時代に喫煙を経験しているものが多く、共に約6割の学生時代が喫煙を体験していた。このことは、精神科看護師においても過去の研究4)同様の結果が得られた。そのために、看護師の禁煙をより推進するためには、就労後の禁煙教育のみならず、健康教育の担い手である看護学生に対する学生時代における禁煙教育も重要だと考えられる。 |