イセキ トシオ
伊関 敏男
- 所属 東京家政大学 健康科学部 看護学科
- 職種 教授
論文種別 | その他 |
言語種別 | 日本語 |
査読の有無 | 査読なし |
表題 | 精神科病棟看護職における不穏時薬の利用基準 |
掲載誌名 | 正式名:日本精神科看護協会 神奈川県支部 看護研究発表会 抄録 |
掲載区分 | 国内 |
巻・号・頁 | 22-23頁 |
著者・共著者 | 伊関敏男, 山下真裕子, 籔田歩 |
発行年月 | 2016/10 |
概要 | 精神科病棟で利用頻度が高い不穏時薬について,看護職は,どのような精神症状で利用するのか,それが時間帯や性別による差異があるのかを調査し,不穏時薬の症状別利用状況では,多弁,多動,幻覚状態,妄想言動,奇声,易怒的,自傷行為,他害行為,過干渉では,全ての時間帯,性別を通して不穏時薬を50%以上の看護職が利用し,逆に徘徊,気分爽快感,イライラ感,ソワソワ感,不安感,焦燥感,恐怖感,身体症状,不眠などは,利用率がどの時間帯においても50%以下であった.不穏時薬の時間帯利用状況では,0時以降に頓用薬の利用割合が増加していた.不穏時薬の性別別利用状況では,男性看護職は,不安感や恐怖感,不眠,落ち着かない,身体症状などの精神症状を除き殆どの時間帯で女性看護職より不穏時薬を利用していた. |