ゴトウ ヒロシ  goto hiroshi
後藤 寛司

  • 所属   東京家政大学  健康科学部 リハビリテーション学科
  • 職種   教授
論文種別 原著
言語種別 日本語
査読の有無 査読あり
表題 高齢者の転倒経験が身体機能・生活状況に及ぼす影響についての検証
掲載誌名 正式名:日本看護学会論文集 ヘルスプロモーション
掲載区分国内
巻・号・頁 47,67-70頁
著者・共著者 原田英子, 金井章, 永井邦芳, 後藤寛司, 野嶋治, 高橋佑太
発行年月 2017
概要 65歳から85歳迄のA市在住の自宅高齢者を対象に、転棟経験者と未経験者の歩行状況、身体活動性の差異、心理面、生活習慣について体力測定と質問紙調査を実施した。分析の結果、身体機能の低下が転倒リスクの主要因であることが示された。また、転倒を経験することにより、歩行に関する自己効力感が低くなる可能性が示唆された。体力テストについては、転倒あり群は握力とSMIにおいて有意に低く、骨密度が低い傾向が見られたことから、転倒予防には四肢筋量の維持が大切であることが確認された。歩行能力の高いものは、骨密度が高いという結果が得られ、転倒による骨折といった外傷を予防するためにも歩行能力の維持は重要であると考えられた。