ヒラタ ケイスケ hirata keisuke
平田 恵介
- 所属 東京家政大学 健康科学部 リハビリテーション学科
- 職種 講師
論文種別 | 原著 |
言語種別 | 日本語 |
査読の有無 | 査読あり |
表題 | 歩行における上肢と下肢の連動性の発達過程に関するPreliminary study |
掲載誌名 | 正式名:日本職業・災害医学会会誌 略 称:JJOMT |
掲載区分 | 国内 |
巻・号・頁 | 68(2),105-108頁 |
著者・共著者 | 平田恵介 |
担当区分 | 筆頭著者,責任著者 |
発行年月 | 2020/03 |
概要 | 本研究の目的は幼児の歩行における四肢の協調性を定量化し,運動発達過程の縦断研究において用いる歩行の定量評価のための変数としての有効性を検討することだった.独歩を獲得している健常児3 児(1 歳女児,3 歳男児,5 歳女児)に対し,上下肢に貼付した赤外線マーカーから三次元座標データを取得し,上肢腕振りと下肢駆動の振幅の相互相関係数を算出することで,上下肢の位相性を分析した.結果として,5 歳児のみ同側上下肢は逆位相に,対側上下肢は同位相に高く連動していた(r=0.8~0.9)が,1 歳児と3 歳児では差が見られなかった.本結果からは5歳児と1,3 歳児の差は検出が可能と考えられたが,1 歳児と3 歳児の差の検出には至らず,より対象月齢を広げての検証と他の評価変数の検討が必要と結論づけた. |