ハルタ カズオ haruta kazuo
春田 和男
- 所属 東京家政大学 人文学部 教育福祉学科
- 職種 准教授
論文種別 | 原著 |
言語種別 | 日本語 |
査読の有無 | 査読あり |
表題 | 【査読付】1999年7月の図書館法改正案の国会審議における文部省、国会議員、日本図書館協会の考え方 |
掲載誌名 | 正式名:日本生涯教育学会論集 ISSNコード:13476254 |
掲載区分 | 国内 |
出版社 | 日本生涯教育学会 |
巻・号・頁 | (41),23-32頁 |
著者・共著者 | 春田和男 |
担当区分 | 筆頭著者 |
発行年月 | 2020/11 |
概要 | 関係文献を基に、1999年3月に小渕恵三内閣が国会に提出した「地方分権の推進を図るための関係法律の整備等に関する法律案」の中の図書館法改正案について、国会でどのような審議が行われ、文部省、国会議員、日本図書館協会はどのような考え方を持っていたのかを明らかにし、当時の法制化について歴史的に考察した。その際、2008年の図書館法改正案の国会審議と適宜比較した。その結果、①図書館法改正案は、衆議院・参議院での審議を経て、原案どおり可決されていること、②文部大臣による国会答弁がないこと、③国会審議では、日本共産党のみが公立図書館長の司書資格要件の廃止に反対していること、④日本図書館協会は、常務理事会の承認後、法案審議の6日前に、慎重な審議と国庫補助金の復活を国会議員に要望していることが明らかになった。 |