ゴトウ ヒロシ  goto hiroshi
後藤 寛司

  • 所属   東京家政大学  健康科学部 リハビリテーション学科
  • 職種   教授
論文種別 原著
言語種別 日本語
査読の有無 査読あり
表題 片脚着地動作における着地姿勢の違いが膝関節内旋運動へ与える影響
掲載誌名 正式名:愛知県理学療法学会誌
ISSNコード:18831346/24344486
掲載区分国内
出版社 (NPO)愛知県理学療法学会
巻・号・頁 32(1),13-19頁
著者・共著者 彦坂 潤, 後藤 寛司, 鈴木 康雄, 中川 博文, 金井 章
発行年月 2020/06
概要 【目的】本研究の目的は、片脚着地動作における着地姿勢の違いが膝前十字靱帯損傷に関連があるとされる膝関節内旋運動へ与える影響について検討することである。【方法】健常若年女性22名に対し、三次元動作解析装置を用いて片脚着地動作の計測を実施した。着地姿勢は、体幹角度を規定しない自由条件、体幹45°前傾条件、体幹直立条件の3条件とした。膝関節内旋角度最大時における各関節角度について各条件間で比較を行うとともに、膝関節内旋角度変化量と各因子変化量との間の相関関係を検討した。【結果】膝関節屈曲角度および股関節屈曲角度は体幹45°前傾条件において有意に高値を示した。膝関節屈曲角度変化量および股関節屈曲角度変化量と膝関節内旋角度変化量との間に有意な負の相関関係を認めた。【結論】片脚着地動作において、体幹前傾を増加させる、そして立脚側への骨盤傾斜を減少させることにより、着地側の膝関節内旋運動が減少することが認められた。(著者抄録)
文献番号 2020311503