アオヤギ チハル aoyagi chiharu
青栁 千春
- 所属 東京家政大学 人文学部 心理カウンセリング学科
- 職種 教授
論文種別 | 原著 |
言語種別 | 英語 |
査読の有無 | 査読あり |
表題 | Subjective experiences of a yogo teacher with reference to health support activities carried out in the first year after the Great East Japan Earthquake: A case study based on a narrative approach |
掲載誌名 | 正式名:日本公衆衛生雑誌 ISSNコード:05461766 |
掲載区分 | 国内 |
出版社 | 日本公衆衛生学会 |
巻・号・頁 | 64(2),pp.78-84 |
著者・共著者 | 青柳千春, 金泉志保美, 鹿間久美子, 佐光恵子 |
発行年月 | 2017/02 |
概要 | 東日本大震災で児童生徒と共に被災し、現在も避難先の仮設校舎で勤務している養護教諭の語りから、災害直後から1年間において行った健康支援活動の主観的体験とは何かを実証的に明らかにすることを目的とし、東日本大震災で被災し、現在は避難先のA県のB公立中学校に勤務している養護教諭1名に、2015年6月にインタビュー調査を実施した。分析には、ナラティブ・アプローチの手法を用いて、養護教諭の語りから時系列にストーリーを記述した。結果、養護教諭は、自らが被災者でありつつも、次々と生起する子供たちの健康課題に対し、常に、何ができるのかを考え、校内の教職員や心の専門家と協力しながら臨機応変に健康支援活動を進めていた。そして、これらの健康支援活動を通して、養護教諭も一人で頑張るのではなく、校内外の教職員や関係者とつながることの大切さを実感していた。本論文は英文にて掲載。 |
DOI | 10.11236/jph.64.2_78 |
NAID | 130005440199 |