イマイ ナツコ  imai natsuko
今井 夏子

  • 所属   東京家政大学  児童学部 初等教育学科
  • 職種   特任講師
論文種別 原著
言語種別 日本語
査読の有無 査読あり
表題 幼児の運動能力と協同的な運動遊びならびに社会的スキルの関連
掲載誌名 正式名:日本発育発達学会誌
掲載区分国内
巻・号・頁 (91),24-32頁
著者・共著者 今井(榎本)夏子, 中道直子
発行年月 2021/04
概要 本研究では、幼児期の運動能力、協同的身体遊び、社会性を扱い、運動能力と協同的身体遊びのどちらが6歳時の社会性を予測しやすいかを検討した。その結果、運動能力の高い子どもは、1年間に運動遊びを頻繁に行うが、仲間との協力的な身体遊びには必ずしも積極的に参加しないことがわかった。さらに、5歳時の運動能力の高さよりも、5歳時の協力的な身体遊びへの参加が、6歳時の社会性を予測することが明らかとなった。このように、本研究の結果は、幼児の社会的スキルの発達には、日常生活の中で積極的に協力的な身体遊びに参加することが重要であることが示され、その遊びの効果は就学後の児童期においても持ち越される可能性が示唆された。