イマイ ナツコ imai natsuko
今井 夏子
- 所属 東京家政大学 児童学部 初等教育学科
- 職種 特任講師
論文種別 | 原著 |
言語種別 | 日本語 |
査読の有無 | 査読なし |
表題 | COVID-19パンデミックによる長期休校中と休校明けの子どもの困りごとと保護者の心配ごとの実態 |
掲載誌名 | 正式名:幼少児健康教育学会誌 |
掲載区分 | 国内 |
巻・号・頁 | 7(2),83-96頁 |
著者・共著者 | 田村史江, 今井夏子, 田中良, 鹿野晶子, 吉永真理, 野井真吾 |
発行年月 | 2022/03 |
概要 | 本研究では、休校中および休校明けの子どもたちの困りごと、保護者の心配ごとを把握することを目的とした.その結果、対象校の休校期間は諸外国に比べて短かったものの、日本の多くの学校と同程度の休校期間であった.さらに、休校中の子どもの困りごと上位3位は、「友だちに会えないこと」、「(思うように)外に出られないこと」、「運動不足になってしまうこと」であった.また、休校明けの子どもの困りごとについては、休校中と比較できる12項目すべてで訴え率が減少していたものの、休校明けに新設された「マスクをつけなければならないこと」、「学校行事がないこと」は高い訴え率を示した。このような結果から、学校は、勉強する場としてのみならず身体活動や仲間との関わりなど多くの役割を担っていたことが明らかとなった。 |