イマイ ナツコ  imai natsuko
今井 夏子

  • 所属   東京家政大学  児童学部 初等教育学科
  • 職種   特任講師
論文種別 原著
言語種別 英語
査読の有無 査読あり
表題 The immediate and lasting effects of resident summer camp on movement behaviors among children
掲載誌名 正式名:Frontiers in Pediatrics
掲載区分国外
巻・号・頁 10,pp.*
総ページ数 11
著者・共著者 Kidokoro T, Minatoya Y, Imai N, Shikano A, Noi S
発行年月 2022/06
概要 本研究の目的は、宿泊型サマーキャンプに参加することが児童の生活行動に及ぼす影響を明らかにすることを目的とした。計21名の小学生が31日間の自然体験型サマーキャンプに参加した。結果、夏キャンプに参加中は、身体活動が増え、スクリーンタイムが減り、睡眠リズムが早まる可能性が示された。一方、キャンプ終了後は、得られた効果は消失し、ベースラインの値に戻ってしまうことが示された。本研究より、宿泊型サマーキャンプは、参加中においては児童の生活行動を改善するが、その持続的効果はごくわずかであるか、少なくとも限定的であることが示された。一方で、31日間のサマーキャンプを全員が行うことは困難であるため、学校現場を始め、実社会で活用できる取り組みを検討していく必要があるといえる。