サトウ カヨコ  sato kayoko
佐藤 加代子

  • 所属   東京家政大学  栄養学部 栄養学科
  •     東京家政大学短期大学部  短期大学部 栄養科
  • 職種   教授
論文種別 原著
言語種別 日本語
査読の有無 査読あり
表題 解離性大動脈瘤における凝血学的検討
掲載誌名 正式名:東女医大誌
掲載区分国内
出版社 東京女子医科大学学会
巻・号・頁 66,1045-54頁
著者・共著者 佐藤加代子
発行年月 1996/04
概要 解離性大動脈瘤は致命率の高い疾患であり、発症時期、最大血管径、偽腔開存の有無が重要である。急性期は凝固(TAT)・線溶(D-dimer)・血小板(β-TG)が亢進しDIC前駆状態であった。血栓閉塞型(T)は急性期TAT、β-TG高値で血栓形成傾向を示し、O型はT型より急性期からD-dimer高値で両型とも偽腔内血流再開で再上昇、大きな動脈径は凝固線溶能亢進しDIC前駆状態であった。凝固線溶能測定は治療方針や効果判定に有用である。