ササキ タカヒロ  
                    佐々木 隆宏
                  
- 所属 東京家政大学 児童学部 初等教育学科
- 職種 教授
| 論文種別 | 原著 | 
| 言語種別 | 日本語 | 
| 査読の有無 | 査読あり | 
| 表題 | 数学学習における後ろ向き推論例題の効果 | 
| 掲載誌名 | 正式名:東京福祉大学・大学院紀要 ISSNコード:18837565 | 
| 掲載区分 | 国内 | 
| 出版社 | 東京福祉大学・大学院 | 
| 巻・号・頁 | 5(2),103-108頁 | 
| 著者・共著者 | 佐々木隆宏 | 
| 発行年月 | 2015/03 | 
| 概要 | 数学的問題解決過程には前向き推論の他に後ろ向き推論がある.前向き推論は初期状態から目標状態へ向かう一連の推論過程である.これに対し,後ろ向き推論は,目標状態から副目標を導出する推論過程であり,数学では証明問題などで有効な推論形式であることがわかっている.本論文では,三角比・三角関数の例題を題材として,前向き推論のみの例解と,前向き推論と後ろ向き推論を組み合わせた例解で学習した場合で,その後の練習問題の解答の差異を比較した.その結果,後者の例解で学習した場合,数学的問題解決過程においてスタック状態に陥った場合に後ろ向き推論を用いる傾向があることが示唆された. | 
| DOI | 10.57530/00000132 | 
| NAID | 120006399693 |