マツオカ エリコ  
松岡 依里子

  • 所属   東京家政大学  家政学部 服飾美術学科
  • 職種   教授
論文種別 原著
言語種別 日本語
査読の有無 査読なし
表題 大学生の消費者市民としての食行動に関する一考察 -食の持続可能性と食文化継承の視点から-
掲載誌名 正式名:大阪教育大学紀要. 総合教育科学
ISSNコード:24329630
掲載区分国内
巻・号・頁 67,77-86頁
著者・共著者 大本久美子, 松岡依里子
発行年月 2019/02
概要 担当 統計分析及び考察
SDGを踏まえて、社会のあり方と関わる食の持続可能性や食文化の継承を自覚できる消費者を育成することが急務である。そこで本稿では,大学生の食生活の実態及び子どもの頃の食生活環境が現在の食行動にどのように影響しているのかを明らかにし,食の持続可能性や食文化継承を担う消費者市民を育むカリキュラム開発の一助とすることを目的とした。2014年10月,大学生230名を対象に,現在の食生活,幼少期の食環境,将来の食生活,親の食生活に対する意識と行動に関する質問紙調査を行った。その結果,自宅外生,自宅生における一日の食事の回数や料理を作る頻度に差が見られた。また親が料理好きで,料理を教えてもらった大学生は,食への関心が高く,食品表示をよく見るなど,親の食態度との関連がみられた。大学生の消費者市民としての食行動は,親の食行動の影響を受けることが明らかとなり,次世代の子どもの食行動にも影響を与えることが示唆された。
キーワード:大学生,食行動,消費者市民,持続可能性,食文化
DOI 10.32287/td00031063
NAID 120006577643