イシカワ マサノリ  ishikawa masanori
石川 昌紀

  • 所属   東京家政大学短期大学部  短期大学部 保育科
  •     東京家政大学  家政学部 児童学科
  • 職種   講師
論文種別 その他
言語種別 日本語
査読の有無 査読あり
表題 インクルーシブな保育の展開-ICF-CYは保育実践に活かせるか-
掲載誌名 正式名:文京学院大学人間学部研究紀要
掲載区分国内
巻・号・頁 17,95-105頁
著者・共著者 茂井万里絵, 石川昌紀
発行年月 2016/03
概要 ICF-CYを用いることの効果について、様々な試みを行うことによってその有効性を明らかにしようとするものである。「子どものもつ障がい理解」や「子ども自身の特性の理解」として捉え直すことができることと、「支援体制の基礎整備」として、曖昧な個々の感覚に頼るのではなく、分かりやすい環境整備の視点として捉えることは、保育者にとってインクルーシブな保育実践の基盤を構築する手がかりになるのではないだろうかと仮定し、「子どもの見方、または理解」を深めるために、また「環境構成の工夫」を促すために、ICF-CYの視点を取り入れ観察し、そのICF-CYの概念に沿った試みを行うことから、それらの効果を見出すことを目的とした。結果、①保育環境と障がい理解、②着眼点の見直しや保育のリフレーミング、③共通のフォームを使用することの効果、④合理的配慮を基盤とする援助行動として、インクルーシブな保育実践の実現のために、どちらかと言えば個人の能力がその子どもの発達や問題点に大きく影響を及ぼしているという考え方からの支援から、本人が持っている能力を最大限に発揮できるような環境への配慮が、障がい児だけでなくあらゆる子どもの育ちに重要であるという考え方に基づく支援へと転換していくための、共通したツールとしてICF-CYが妥当であり、効果的であることが示唆された。