イセキ トシオ  
伊関 敏男

  • 所属   東京家政大学  健康科学部 看護学科
  • 職種   教授
論文種別 その他
言語種別 日本語
査読の有無 査読あり
表題 岩手県における思春期・青年期の若者の心的構造の分析
掲載誌名 正式名:平成13年度岩手県立大学研究成果概要集
掲載区分国内
巻・号・頁 96-99頁
著者・共著者 大室拓道, 伊関敏男
発行年月 2002/04
概要 岩手県の女子大学生の心的構造をボーダーラインスケール(BPDスケールと記す)を使用し、都市部の成人女性やBPD患者と比較検討した。その結果、岩手では、都市部の若者より対人関係障害や感情の不安定さ・同一
性の障害・将来への不安と自尊心の消失など思春期の本来の心性を強く表現しており、BPDの頻度も高かった。そのことは,岩手においては、人格形成に時間かけるのに比べて、都市部では、人格形成の時間のスピードより大人としてのあり方を示した情報やコミュニティーのあり方がティーのあり方が存在しているために、人格形成に必要とされる時間の減少化が起こり、本来のプロセスを踏まずして、大人になることを望まれるために、結果的に未熟な人格のまま成人になる傾向が強いのと示唆された。
(共同研究につき本人担当分抽出不可能)