シミズ ジュンイチ  shimizu jyunichi
清水 順市

  • 所属   東京家政大学  健康科学部 リハビリテーション学科
  •     東京家政大学大学院  人間生活学総合研究科 人間生活学専攻
  •     東京家政大学大学院  人間生活学総合研究科 健康栄養学専攻
  • 職種   教授
論文種別 その他
言語種別 日本語
査読の有無 査読あり
表題 視空間性知覚障害を伴った一症例の作業療法
掲載誌名 正式名:作業療法
ISSNコード:02894920
掲載区分国内
出版社 日本作業療法士協会
巻・号・頁 8(2),132-137頁
著者・共著者 清水順市, 下坂充, 上条一晃
発行年月 1989/05
概要 45歳女,右利き.多発性脳梗塞後に後頭葉・頭頂葉の機能低下症状である視空間性知覚障害を呈した.その中でも視覚失調,視覚性注意障害,精神性注視麻痺の三徴候を示すBa′lint症候群の症状が著明で,ADLの自立に支障をきたしていた.そこで,作業療法ではADLの自立を目標にあげ,視覚情報の活用と,視野から外れた場合は手で触れて正確に感じとるように体性感覚を積極的に利用させた.その上,同じことを何回も繰り返して覚えさせるという動作学習の方法を用いた.その結果,食事動作が自立し,排泄動作,歩行が監視下で可能になった.しかし,高次脳機能の著明な改善はなく,Ba′lint症候群の症状を呈したままであった
DOI https://doi.org/10.11477/mf.6003900132
文献番号 1990181384