シミズ ジュンイチ  shimizu jyunichi
清水 順市

  • 所属   東京家政大学  健康科学部 リハビリテーション学科
  •     東京家政大学大学院  人間生活学総合研究科 人間生活学専攻
  •     東京家政大学大学院  人間生活学総合研究科 健康栄養学専攻
  • 職種   教授
論文種別 原著
言語種別 英語
査読の有無 査読あり
表題 The relationship between the heights of the push switch in the sitting and standing positions.
掲載誌名 正式名:金沢大学つるま保健学会誌
ISSNコード:13468502
掲載区分国内
出版社 ウェルネス・ヘルスケア学会
巻・号・頁 34(2),pp.91-99
著者・共著者 小島久典, 清水順市
発行年月 2011/01
概要 壁面にあるスイッチの高さを60cm、80cm、100cmに設定し、下肢荷重、筋活動(橈側手根屈筋:FCR、三角筋:Del.、左右脊柱起立筋:Rt-ES、Lt-ES)と、スイッチにかかる力を測定した。その結果、スイッチ操作開始までの左右足の移動で座位と立位で100cmが最も低い体重比であった。筋活動(%MVC)は立位ではDel.、Rt-ES、Lt-ESにおいて100cmが最も少なかった。座位でもRt-ESとLt-ESに同じ傾向がみられた。スイッチに係る力は立位では100cmが最も小さく、座位でも同じ傾向がみられた。筋活動開始時間とスイッチ操作開始時間の関係について、有意差と交互作用は認められなかった。高さ100cmのスイッチの位置は座位でも立位でも足部荷重の変化が少なく、脊柱への筋の負担も少なく、小さな力でスイッチを押せる高さであった。更にスイッチ操作開始までの時間に対しては、姿勢とスイッチの高さに影響は認められなかった。以上より、座位でも立位でも対応できる適切なスイッチの高さは100cmであることが示唆された。
文献番号 2011152643