シミズ ジュンイチ  shimizu jyunichi
清水 順市

  • 所属   東京家政大学  健康科学部 リハビリテーション学科
  •     東京家政大学大学院  人間生活学総合研究科 人間生活学専攻
  •     東京家政大学大学院  人間生活学総合研究科 健康栄養学専攻
  • 職種   教授
論文種別 原著
言語種別 日本語
査読の有無 査読あり
表題 手指への振動刺激が脳波に与える影響について 手指感覚の客観的な評価方法の確立を目指して
掲載誌名 正式名:日本作業療法研究学会雑誌
ISSNコード:18820948
掲載区分国内
出版社 日本作業療法研究学会
巻・号・頁 13(2),37-42頁
著者・共著者 清水亜衣, 吉岡学, 清水順市
発行年月 2010/12
概要 現在臨床で用いられている手指感覚検査法は、対象者の主観的判断に依存することが多く客観性が低いため、刺激に対する反応を正確に捉えることが困難である。本研究は、健常成人8名を対象とし、手指への動的触刺激が脳活動に与える影響を解明することを目的とし、閉眼した被験者の示指指腹部に振動刺激を与えた時の脳波を採取した。脳波電極は国際10-20法に基づき、F3、F4、C3、C4に装着した。振動刺激周波数は30Hzと256Hzを用い、強度は25dBとし、各々の振動刺激の直前・直後における脳活動電位の積分値及び周波数解析を行った。結果、C3領域では30Hz、256Hzの刺激直後、C4領域では256Hzの刺激直後に活動電位の有意な減衰を認めた。周波数解析ではC3領域でδ帯域の減少、F4・C3・C4領域でβ帯域の増加を認めた。よって振動刺激は脳活動電位及び脳波周波数帯域割合の変化に影響を与えることが示された。(著者抄録)
文献番号 2011158177
NAID 40018755526