スズキ マコト  suzuki makoto
鈴木 誠

  • 所属   東京家政大学  健康科学部 リハビリテーション学科
  •     東京家政大学大学院  人間生活学総合研究科 人間生活学専攻
  •     東京家政大学大学院  人間生活学総合研究科 健康栄養学専攻
  • 職種   教授
言語種別 日本語
種別 部分執筆
表題 行動療法的アプローチを用いたケース:箸操作に対する指導を中心に
書名 作業療法臨床実習とケーススタディ
版・巻・頁 36, 55-44, 64頁
総ページ数 368
出版社医学書院
出版地
(都市, 国名)
東京
著者・共著者 鈴木誠
発行年月 2010/06
概要 作業療法において頻度の高い疾患と障害について,効果的な臨床実習を実現するための知識・態度・技術や報告書のまとめ方を解説した.応用行動分析学に基づくアプローチを用いて箸操作練習を行ったケースを中心に,臨床実習で直面する問題点や疑問点を焦点化して解説を行った.重度の右片麻痺,失語症,非言語的認知障害を有した対象者に対して,臨床実習の初期では外的補助手段や種々の手掛かり刺激を用いた箸操作訓練を行ない,まず非利き手による箸操作技能の形成を図った.次に,外的補助手段や手掛かり刺激を13日間に亘って漸減する訓練を実施した.その結果,対象者は,一口大刻み程度の食材を箸でつまむことが可能となった.