フクイ イタル fukui itaru
福井 至
- 所属 東京家政大学 人文学部 心理カウンセリング学科
- 東京家政大学大学院 人間生活学総合研究科 人間生活学専攻
- 東京家政大学大学院 人間生活学総合研究科 臨床心理学専攻
- 職種 教授
言語種別 | 日本語 |
発表タイトル | パニック障害患者に対するエクスポージャー法の効果検証-リアルタイムフィードバックを用いて- |
会議名 | 第一回社会不安障害学会学術大会(社会不安障害研究Vol1,p.375-376) |
学会区分 | 全国規模の学会 |
発表者・共同発表者 | 小山繭子, 長谷川誠, 小松智賀, 福井至, 吉田栄治, 貝谷久宣, 熊野宏昭 |
発表年月日 | 2009/03/28 |
開催地 (都市, 国名) |
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概要 | 広場恐怖を伴う患者に対してエクスポージャー課題の実施の不安度をグラフ化してフィードバックし、さらに課題実施を促進する自己教示を組み入れたPDAプログラムを開発した。PDAを用いることでfack complianceを回避し、またランダムな間隔でデータを収集できることから、より日常生活に即した評価が可能となった。本研究はこのPDAプログラムを少数事例研究法におけるABAB’法にのっとって検討を行った。使用機器はWindows Mobile5.0を搭載したDell社製のAximX51であり、実施期間は約14週間であった。結果は14週間という短期間の間に2事例ともに中程度の効果が得られた。しかしながら、B期におけるグラフ化フィードバックの影響が大きすぎたために、ABAB’法による効果検証が行えなかった。そのため、今後プログラムを改編し、ラフ化フィードバックの治療効果を検討する研究を行う。 |