イガラシ ユリ igarashi yuri
五十嵐 友里
- 所属 東京家政大学 人文学部 心理カウンセリング学科
- 東京家政大学大学院 人間生活学総合研究科 臨床心理学専攻
- 職種 准教授
言語種別 | 日本語 |
発表タイトル | 高度肥満の心理的治療とケア:ガイドライン作成に向けて(ワークショップ) : 高度肥満患者の心理と行動 |
会議名 | 第32回日本肥満症治療学会学術集会 |
学会区分 | 全国規模の学会 |
講演区分 | シンポジウム・ワークショップ パネル(指名) |
発表者・共同発表者 | 五十嵐友里 |
発表年月日 | 2014/07 |
開催地 (都市, 国名) |
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学会抄録 | 第32回日本肥満症治療学会学術集会プログラム・抄録集 67 |
概要 | 高度肥満患者の心理と行動についてまとめた。肥満症の第一の行動特徴は,「たくさん食べる」である。では,なぜ「たくさん食べる」ことが維持されるのだろうか。高度肥満患者には,「たくさん食べる」行動が維持される要因が多々認められており,感情的問題や自己評価の低さ,他者からの否定的反応,認知的特徴,むちゃ食い,など多岐にわたる。これらが「食べる」ことのきっかけとなり,減量の反復的な失敗につながり,さらに自己評価を下げる循環的関係を報告した。したがって,食習慣や運動習慣の変容だけではなく,個人の認知や行動的な生活習慣,感情状態といった個人レベルの習慣にもターゲットを当てる必要性があることを概説した。 |