イガラシ ユリ  igarashi yuri
五十嵐 友里

  • 所属   東京家政大学  人文学部 心理カウンセリング学科
  •     東京家政大学大学院  人間生活学総合研究科 臨床心理学専攻
  • 職種   准教授
言語種別 日本語
発表タイトル ケースフォーミュレーションの実際:認知行動療法家は「何を見ている」のか?(シンポジウム) : 理解したいと思って観て感じて聴く
会議名 日本認知・行動療法学会第40回大会
学会区分 全国規模の学会
講演区分 シンポジウム・ワークショップ パネル(指名)
発表者・共同発表者五十嵐友里
発表年月日 2014/11
開催地
(都市, 国名)
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学会抄録 日本認知・行動療法学会第40回大会抄録集 56 
概要 心理療法を行う上で極めて重要な作業であるといえるケースフォーミュレーションについて議論された。認知行動療法は「特定の疾患に特定の技法を提供しさえすればよい」誤解されがちだが,苦痛や困りごと,それらの問題の成り立ちや維持のされ方は,個々のクライエントごとに異なっている。これはあまりにも当然のことであるわけだが,改めてはっきりと意識することが出発点になると考えられた。この前提を強く認識することが,私たち心理臨床家の「知りたい」「理解したい」という動機づけを高め,適格なケースフォーミュレーションを構築するための問いかけや傾聴という行動を促進するということについて話題提供した。