カワウチ ケンゾウ
川内 健三
- 所属 東京家政大学 健康科学部 看護学科
- 職種 講師
言語種別 | 日本語 |
発表タイトル | 訪問看護師が精神障害者の支援を行う中で困難を乗り越えた体験 |
会議名 | 第26回日本精神保健看護学会学術集会・総会 |
学会区分 | 全国規模の学会 |
発表形式 | ポスター掲示 |
講演区分 | 一般 |
発表者・共同発表者 | ◎川内健三, 風間眞理, 板山稔 |
発表年月日 | 2016/07 |
開催地 (都市, 国名) |
滋賀 |
学会抄録 | 日本精神保健看護学会学術集会・総会プログラム・抄録集 26,128 |
概要 | 研究目的は,地域で精神障害者を支援している訪問看護師が支援上の困難をどのように乗り越えたのかという体験を明らかにすることである。訪問看護ステーションで精神障害者の支援をしている看護師11名に対し,半構造化面接から,質的帰納的分析を行った。結果,訪問看護師は,【言葉で伝える】,【多面的な視点で利用者を把握する】,【利用者と適度な距離を保つ】,【スタッフと協働する】,【スタッフ以外の関係者と協力する】,【専門家の指導を求める】,【自分のために頑張る】ことで支援上の困難を乗り越えた体験をしていた。精神障害者を支援する訪問看護師が困難を乗り越えるためには,一人の訪問看護師や一つの訪問看護ステーションだけで困難を抱え込まないようにする必要がある。そのためには,精神障害者の支援に必要な知識や技術を習得できる機会をつくることや,協力者の支援を得やすい環境を作ることが必要であると考えられた。(学術論文7を示説で発表)
本人担当部分:研究計画、文献検索、分析、考察、抄録作成、発表資料作成 |