オオニシ アケミ
大西 明実
- 所属 東京家政大学 家政学部 児童学科
- 職種 特任講師
言語種別 | 日本語 |
発表タイトル | 社会資源を活用した、新たなラーニングコモンズの開発
―大学と地域のつながりを軸にー |
会議名 | 日本保育学会第77回大会 |
主催者 | 一般社団法人日本保育学会 第77回大会実行委員会 |
学会区分 | 全国規模の学会 |
発表形式 | ポスター掲示 |
講演区分 | シンポジウム・ワークショップ パネル(公募) |
発表者・共同発表者 | ◎大西明実, 尾﨑司, 佐藤康富, 金子日菜乃 |
発表年月日 | 2024/05/11 |
国名 | 日本 |
開催地 (都市, 国名) |
神戸(オンライン開催) |
開催期間 | 2024/05/11~2024/05/12 |
概要 | 本研究プロジェクトでは、これまで校舎内や図書館に設置されていたラーニングコモンズの概念を拡張し、「屋外に設置された活動拠点と、連携先の地域社会まるごとを社会資源として活用する学習空間」とする新しいラーニングコモンズとして捉え、開発を行った。新たなラーニングコモンズの構想にSSM(soft systems methodology)を援用し、方法論からのラーニングを検討した。共同研究者により思いのモデルとなる[根底定義]を導き出し、SSMの手続きを進め、これらのプログラムを試行し、環境や持続可能な社会づくりの観点から、①授業活用、②学生の自主活動促進、③地域ネットワークづくりを検討し、【野外学習】【連携・活用】【授業連動】【自主活動】【コミュニティ】の5つの学修空間を構想し活動を実践した。SSMの7ステージにより、コンセプトモデルと実態の差異を比較し、考察をおこなったところ、学生にとって必要な学びの場であることが確認され、3つの視点が浮かび上がった。(1)新しい見方や考え方を知る機会となる0から作る体験、(2)新しい見方や行動に触れられる活動となる自分の役割を考える体験、(3)様々な考え方、話し方の人に出会える場となる行政、企業連携、多世代交流が実現できる屋外型ラーニングコモンズが果たす重要な役割であることが分かった。今後は【野外学習】【連携・活用】【授業連動】【自主活動】の4つの活動を連動したコミュニティづくりを行い、屋外型ラーニングコモンズを構築していきたい。 |