マツオカ エリコ
松岡 依里子
- 所属 東京家政大学 家政学部 服飾美術学科
- 職種 教授
言語種別 | 日本語 |
発表タイトル | 「衣服選択」を支援する2つのアプローチに関する一考察 |
会議名 | 日本家政学会大会 |
主催者 | 日本家政学会 |
学会区分 | 全国規模の学会 |
発表者・共同発表者 | ◎松岡依里子, 菅原正博 |
発表年月日 | 2019/05 |
開催地 (都市, 国名) |
東京 |
概要 | 担当:松岡は具体的な事例の整理分析、考察、発表
本研究の⽬的は、「⾐服選択」の⽀援⽅法として、これまで展開されてきた2つのアプローチ、⾐服選択の原理」に関する研究と⼈⼯知能(AI)アプローチの研究に重点を置き、その課題を明らかにする。その⼀つは⽶国の⾐服家政学で1920年代から注⽬されてきた「⾐服選択の原理」に関する研究である。この研究は、消費者視点に⽴った「⾐服選択」においては、「パーソナルスタイリスト」による「⼈間知能」に依存してきた。昨今は、「⼈⼯知能」(AI)アプローチで、⾐服写真や画像スタイリングを「畳み込みアルゴリズム」を活⽤して、消費者の着こなしやスタイリングの最適解を得るために⼈⼯知能を活⽤する⽅式である。⽶国では消費者に対する最適な⾐服選択をレコメンドすることによって、消費者のクローゼットの在庫の削減に⼤きく貢献している。ただ、今の段階では、この⾐服選択の⽅法を、100%機械学習に頼らずに、消費者に対するレコメンデーションに関しては、経験豊かな「パーソナルスタイリスト」のサービスを併⽤している企業が多い。「⼈間知能」と「⼈⼯知能」の「共創関係」が重視される。 |