タカハシ マサコ  
                    髙橋 方子
                  
- 所属 東京家政大学 健康科学部 看護学科
- 職種 教授
| 言語種別 | 日本語 | 
| 発表タイトル | デルファイ法による日本版バリューズヒストリーの開発 | 
| 会議名 | 第36回日本看護科学学会学術集会講演集 | 
| 学会区分 | 全国規模の学会 | 
| 発表者・共同発表者 | 髙橋方子, 菅谷しづ子, 鈴木康弘, 高橋和子, 布施淳子, 石津みゑ子 | 
| 発表年月日 | 2016/12 | 
| 開催地 (都市, 国名) | 東京 | 
| 学会抄録 | 日本看護科学学会学術集会講演集 36回,271 2016 | 
| 概要 | (査読付) (於:東京国際フォーラム) 目的:本研究はわが国の事情に即したバリューズヒストリーの開発を目的とした。バリューズヒストリーは終末期医療の意思決定の根拠となる価値観を示す価値観歴である。方法:訪問看護師対する面接調査および米国のバリューズヒストリーから作成した項目についてデルファイ法による質問紙調査を実施した。対象は訪問看護認定看護師397人・在宅看護専門看護師21人の合計418人とした。結果:「健康上の問題と向き合う姿勢」「健康上の問題に対する医師からの説明内容」「余命についてどう思っているかとその理由」「自分の意思決定の特徴」「自分のコミュニケーションの特徴」など35項目が日本版バリューズヒストリーとして選択された。考察;日本版VHは、病名や病気の見通しなどについて本人に事実を伝えるとは限らないわが国の状況や、周囲の人の状況や調和を優先するといった日本人の意思決定の特徴が反映されていると推察された。本研究は科学研費助成金(挑戦的萌芽研究、課題番号26670960)の助成を受けた。 (本人担当部分:研究計画、実施、発表) 医中誌Web 19 |