タカハシ マサコ  
                    髙橋 方子
                  
- 所属 東京家政大学 健康科学部 看護学科
- 職種 教授
| 言語種別 | 日本語 | 
| 発表タイトル | バリューズヒストリーの構成項目に対する訪問看護師と看取りを経験した家族の評価 | 
| 会議名 | 第37回日本看護科学学会学術集会講演集 | 
| 学会区分 | 全国規模の学会 | 
| 発表者・共同発表者 | 髙橋方子, 菅谷しづ子, 鈴木康宏, 石津みゑ子, 布施淳子, 高橋和子 | 
| 発表年月日 | 2017/12 | 
| 開催地 (都市, 国名) | 仙台 | 
| 学会抄録 | 日本看護科学学会学術集会講演集 37回,[O52-2] 2017 | 
| 概要 | (査読付) (於:仙台) 【目的】本研究はバリューズヒストリーの構成項目に対する訪問看護師と看取りを体験した家族の評価の相違を明らかにし、日本版バリューズヒストリー開発のための基礎資料を得ることを目的とした。【方法】郵送法による質問紙調査を行った。対象は訪問看護認定看護師・在宅看護専門看護(以下、訪問看護師)418人と、看取りを経験した家族とした。 【結果】訪問看護師は148人から回答があり回収率は35.4%だった。家族は36人から回答があった。訪問看護師、家族の両者とも80%以上の人が必須であると回答した項目は17項目あった。χ二乗検定を行い、訪問看護師と家族の間では21項目について『必須である』と回答した群と『必須でない』と回答した群に有意な差が見られた。 【結論】訪問看護師は臨終場所の希望や代理判断者、死に対する考え方など医療や死について必須であると回答したものが多いが、家族は「日常生活動作」や「趣味、テレビ鑑賞など自分が好きな活動」など生活に根ざした項目について「必須である」と回答したものが多かった。本研究は科学研費助成金(挑戦的萌芽研究、課題番号26670960)の助成を受けた。 (本人担当部分:研究計画、実施、発表) 医中誌Web 17 |