タカハシ マサコ  
                    髙橋 方子
                  
- 所属 東京家政大学 健康科学部 看護学科
- 職種 教授
| 言語種別 | 日本語 | 
| 発表タイトル | 日本版バリューズヒストリーの有用性と課題 | 
| 会議名 | 第38回日本看護科学学会学術集会講演集 | 
| 学会区分 | 全国規模の学会 | 
| 発表者・共同発表者 | 髙橋方子, 菅谷しづ子, 安藤智子, 岩瀬靖子, 石津みゑ子, 鈴木康宏 | 
| 発表年月日 | 2018/12 | 
| 開催地 (都市, 国名) | 松山 | 
| 学会抄録 | 日本看護科学学会学術集会講演集 38回,[O14-4] 2018 | 
| 概要 | (査読付) (於:松山) 【目的】本研究は研究者らが平成26年から28年にかけて開発した日本版VHの有用性と使用における課題を検討することを目的した。VHは終末期医療の意思決定の根拠となる価値観歴である。【研究方法】対象者は千葉県A地域に在住のADLおよびIADLが自立している60歳以上の高齢者とし、地域の活動に参加している180人とした。留め置き調査を行った。『有用性あり』群と『有用性なし』群の2群に分け、χ2検定又はフィッシャーの直接検定を行った。【結果】49人のデータ(有効回答率、59.0%)を分析した。『有用性あり』と回答した人は29人(59.1%)で、その回答理由は「考える機会になった。」などだった。『有用性あり』と『有用性なし』群では「事前指示についての知識」および「価値観の反映」についての認識に有意な差が見られた。【考察】日本版VHはこれまで終末期医療について考える機会がなかった人にとって有用であることが明らかになった。また日本版VHの使用にあたっては対象者が将来像を描けるような情報提供が課題となると考えられた。 (本人担当部分:研究計画、実施、発表) 医中誌Web 15 |