タカハシ マサコ
髙橋 方子
- 所属 東京家政大学 健康科学部 看護学科
- 職種 教授
言語種別 | 日本語 |
発表タイトル | 介護老人保健施設看護管理者を対象としたデルファイ法による日本版バリューズヒストリーの開発 |
会議名 | 第40回日本看護科学学会学術集会講演集 |
学会区分 | 全国規模の学会 |
発表者・共同発表者 | 髙橋方子, 菅谷しづ子, 鈴木康宏, 高橋和子, 竹本由香里, 石津みゑ子, 布施淳子 |
発表年月日 | 2020/12 |
開催地 (都市, 国名) |
オンライン |
学会抄録 | 日本看護科学学会学術集会講演集 40回,P10-025 2020 |
概要 | (査読付)
【目的】本研究はわが国の事情に即したバリューズヒストリー(終末期医療の意思決定の根拠となる価値観歴)を開発することを目的とした。 【方法】調査方法はデルファイ法で郵送による3回の質問紙調査を実施した。対象者は介護老人保健施設(以下、老健施設)725施設の看護管理者とした。本研究はA大学研究倫理審査委員会の承認を得て実施した。【結果】日本版VHの構成項目としてのコンセンサスを80%以上の対象者の同意としたところ、「代わりに判断する人の承諾の有無」「自分が希望する終末期医療に対する家族の同意」「自分にとっての家族の意味」「代理に判断する人の希望」などの22項目が抽出された。また使用方法に関しては、「価値観は変化するため定期的に見直すこと」、「家族と共有する」の2項目は95%以上の者が『そう思う』と回答した。【結論】本研究により日本版VHの構成項目として22項目が抽出された。本研究は科学研究費助成金(基盤研究C、課題番号1 8 K 1 0 3 6 2)による助成を受けた。 (本人担当部分:研究計画、実施、発表) 医中誌Web 8 |