タカハシ マサコ  
髙橋 方子

  • 所属   東京家政大学  健康科学部 看護学科
  • 職種   教授
言語種別 日本語
発表タイトル 不織布と木綿タオルの使用における看護師が認識する清拭の効果
会議名 第40回日本看護科学学会学術集会講演集
学会区分 全国規模の学会
発表者・共同発表者石田直江, 鈴木康宏, 菅 しづ子, 冨樫千秋, 髙橋方子, 米倉摩弥
発表年月日 2020/12
開催地
(都市, 国名)
オンライン
学会抄録 日本看護科学学会学術集会講演集 40回,P6-004 2020
概要 (査読付)
【目的】不織布と木綿タオルによる清拭の効果に対する看護師の認識を明らかにすることを目的とした。【方法】A大学看護学部の実習病院に勤務する看護師685人に留置き法にて質問紙調査を行った。本研究は千葉科学大学人を対象とする研究倫理審査委員会の承認を得て、対象者に不利益のないことを説明し実施した(承認番号:R01-1)。【結果】看護師はどちらのタオルを用いても清拭の効果を認識していた。皮膚を清潔にする、爽快な気分をもたらす、褥瘡予防ができる、リラックスした気分をもたらす、前向きな気分をもたらす、の5項目で統計的有意差が認められた。不織布のみ群の方が全体的により高く清拭の効果を認識している傾向にあった。温熱効果のみ木綿タオルのみ群の方が効果を認識していたが、統計的有意差は認められなかった。【考察】両群ともに清拭の効果の認識は同様の傾向があると考えられた。一方で、皮膚の清潔などに統計学的有意差がみられたが、不織布群は看護体制で7対1と回答した者の割合が高く、患者の重症度が影響していると推測された。
(本人担当部分)共同研究につき本人担当部分の抽出は不可能。
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