タカハシ マサコ
髙橋 方子
- 所属 東京家政大学 健康科学部 看護学科
- 職種 教授
言語種別 | 日本語 |
発表タイトル | 新型コロナウイルス感染症により学内実習となった基盤看護学実習Iに対する学生の思いと今後の課題 |
会議名 | 日本看護研究学会第47回学術集会 |
学会区分 | 全国規模の学会 |
発表者・共同発表者 | 髙橋方子, 冨樫千秋, 米倉摩弥, 鈴木康宏, 大塚朱美, 石田直江, 菅谷しづ子 |
発表年月日 | 2021/08 |
開催地 (都市, 国名) |
オンライン |
学会抄録 | 日本看護研究学会雑誌 44(3),437 2021 |
概要 | (査読付)
【目的】本研究は新型コロナウイルス感染症の影響により基盤看護学実習Iが病院実習から学内実習となった経過を報告するとともに学内実習に対する学生の思いを明らかにすることである。【方法】学内実習となった経過は議事録をもとに作成した。学内実習を履修した看護学部1年生97人を対象とした調査は、無記名自記式質問紙による集合調査とし、量的、質的に分析した。【結果】A大学では感染対策や実習準備の困難、実習施設での受け入れ可否の不確かさから、病院実習を学内実習に変更した。学内実習ではあったが、おおむね実習目標を達成することができた。学内実習に対する学生の思いは『よかった気持ち』(21人)、『よかった気持ちと残念な気持ち』(26人)、『残念な気持ち』(7人)、『学内実習になったことを受け入れた気持ち』(6人)の4項目に分類された。【考察】今回の学内実習は新型コロナウイルス感染症の流行の中、学生の学習体勢に応じたプログラムであったことが、学生の『よかった』という気持ちをもたらしたと考えらる。一方で臨地に赴かなければ得られない学びもあり、学生の『残念』という思いにつながったと推察された。 (本人担当部分:研究計画、実施、発表) 医中誌Web 5 |